職人におすすめの上着5選!寒がりの元職人が冬場に最適な上着の選び方を解説

職人におすすめの上着5選!寒がりの元職人が冬場に最適な上着の選び方を解説 職人コラム
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冬の工事現場って、恐ろしいほど寒いんですよね。朝礼中、直立不動のときに足元の鉄板が冷たすぎて膝から下の感覚が無くなるなんて経験が、職人なら誰しもあるのではないでしょうか。

元職人Y
元職人Y
筆者は昔、型枠大工という職人でした。極度の寒がりであるため、冬の作業がとてもキツかったです…!

手袋を二重にしたり靴に中敷を入れたりして末端が暖かくなったとしても、結局のところ胴体が暖かくなければいつまで経っても寒いままです。かといって、ただ厚手の上着を選んでも動きづらくなって、作業効率が低下してしまいます。

本記事では型枠大工として現場内を動き回っていた元職人である筆者が、暖かいうえに作業効率を低下させない最強の上着について、選び方などを解説します。

建設業における上着を選ぶ時の3つのポイント

職人が冬場の上着を選ぶ際に着目すべきは、以下の3つのポイントです。

  • 伸縮性
  • 防風性・防水性
  • 作業着との相性

デザインなどかっこよさで選ぶのも楽しいですが、かっこいい上着は汚れたり破れたりしない行き帰りに着るべきです。

作業性や耐久性が最重要となる作業時間中は、上記3項目を重視して上着を選びましょう。

ではそれぞれについて、詳しく解説します。

伸縮性があって伸びやすいか

まず確かめるべきは伸縮性があるかどうかです。建設業では体を動かして仕事をするため、伸びが悪く窮屈な上着では作業パフォーマンスが低下してしまいます。伸縮性=作業性といっても過言ではないでしょう。

かといって関節部分が薄くなっている動きやすい上着を選ぶと、その関節部分から冷気が侵入して寒さをカバーできません。

ストレッチキルトなどを全面に使用した上着であれば、適度な伸縮性があって作業の邪魔にならないのでおすすめです。

しっかりとした作りなのに動きやすく暖かい上着は結構あるので、しっかり吟味して選んでみてください。

防風性・防水性の有無

上着の温かさを追求するなら、防風性防水性についても着目しましょう。

とくに防風性は重要で、実際外気を遮断できていればそれだけで寒さは解決します。建設業の職人は動き回っており身体が熱を発しているため、風を通さないだけで自然と服の中は暖かくなるのです。

よって防風性は最重要として、そこに防水性もあればさらに好ましいといえます。

冬場に雨が降った次の日など、資材を担ぐと付着していた水滴が服にしみて、そこから冷気が伝わってきます。そもそも鉄製の資材だった場合は、さらに冷たさを感じるでしょう。

元職人Y
元職人Y
雨が降っている最中ならカッパ(レインコート)を着ればよいですが、降った後なのであれば蒸れますし着たくないですよね。カッパはそもそも伸縮性が最悪ですので…

そもそもカッパと上着は両方着ようとするとゴワゴワして、作業性が著しく低下します。カッパを着る=上着による防寒ができなくなるため、多少の雨なら上着で済むくらいの防水性能は欲しいところです。

最適な上着を選ぶ際は、防風性と防水性についてしっかりと確認しましょう。

持っている作業着との相性

最後に留意すべきが、自分が着用している作業との相性です。上述した2点に比べるとそこまで優先度は高くありませんが、今まで愛用していた作業着を上着の影響で買い換えるのはもったいないです。

上着と作業着の相性として、たとえば以下のような懸念があります。

合わせる作業着 懸念点
平ズボン 比較的タイトに作られているため、裾を仕舞って防寒性能を発揮するタイプの上着では、作業着の中に収まらず性能を引き出せない。
ニッカポッカ 基本的にトップスを全てインするため、丈が長い上着だと不格好に見える。
またポケットが少ないため、上着のポケット数も重要になる。
トレーナー・パーカー 腕周りがすでにゴワゴワしているため、おすすめはベスト型。
またパーカーの場合は、襟がある上着だと首周りがゴチャゴチャするため、襟が立ってなく薄いものが好ましい。

いくら暖かく機能性が優れた上着でも、普段の作業着との相性が悪ければ十分な性能を引き出せません。

外見のデザインだけでなく、実際にそれを着たときの状況・状態を想像することが重要です。

建設現場で働く全ての職人におすすめな上着5選

建設現場で働く全ての職人におすすめな上着5選

建設業における全ての職人におすすめしたいのが、以下5つの上着です。

元職人Y
元職人Y
これらは実際に、筆者が職人時代さまざまな上着を着回して最強だと感じたものです。とくに【寅壱】アウター 2587シリーズはおすすめします!

以下よりそれぞれについて解説します。

【寅壱】アウター 2587シリーズ

防風性:
防水性:
伸縮性:
耐久性:
防汚性:
作業性:

筆者が職人としてバリバリ働いていた頃、もっとも愛用していたのが寅壱の2587シリーズです。

軽い割に厚手の中綿によって防風・防水性に優れており、伸縮性もそこそこあるため多少厚手のインナーを着ても問題ありません。

これを持っていれば現場の冬を乗り切れるといっても過言ではないほどの、全職人におすすめしたい一着です。

元職人Y
元職人Y
筆者が職人を辞める間際まで着ていた上着です。オフィスワークに転職した今でも保管しているほど着やすく気に入っています
値段 12,000円前後(セール中は最大半額割引)
カラーバリエーション ディープグレー、コヨーテ、濃コン
サイズ M~5L
相性のよい作業着 平ズボン、ニッカポッカ(超ロング程度)

▶商品ページをチェック

【BURTLE】防寒ジャケット 5270 62

防風性:
防水性:
伸縮性:
耐久性:
防汚性:
作業性:

BURTLEの防寒ジャケットは、適当なインナーを着てもこれさえ上に着ておけば十分というほど暖かいです。

作りがしっかりしているため多少重みはありますが、そのぶん防寒性能はひときわ優れています。

着たまま動いているとすぐ暑くなってしまうほどなので、その日ごとの作業によって使い分けることがおすすめです。

元職人Y
元職人Y
個人的にはアーミーカーキが、黒系・白系両方の汚れが目立ちづらいためおすすめです。ちなみに筆者はガッツリ動いて作業する日は前述の寅壱、あまり運動量は多くないだろうというときはBURTLE…と使い分けていました
値段 約4,500~7,000円
カラーバリエーション アーミーカーキ、アーバンブラウン、ブラック、シルバー
サイズ S~3XL
相性のよい作業着 平ズボン

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【SOWA】防寒ベスト

防風性:
防水性:
伸縮性:
耐久性:
防汚性:
作業性:

ソーワの防寒ベストは、動きやすさと暖かさを両立した優秀な上着です。

ベスト型であるため、トレーナーやパーカーなどゴワゴワした服と相性が良く、作業着の組み合わせを考える必要がありません。

どんなインナーとも合わせやすいので、日ごとの寒暖差が激しい時期や季節の変わり目なども使いやすい一着です。

元職人Y
元職人Y
ベスト型はかさばらないため、着ようと思えば上にカッパを着ることも可能です。とにかく組み合わせがしやすいので、上着に迷ったらとりあえず買っておくのもアリでしょう
値段 約3,200~5,200円
カラーバリエーション チャコール、ブラウン、ブラック
サイズ M~6L
相性のよい作業着 平ズボン、ニッカポッカ、パーカー・トレーナー

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【BURTLE】フライト防寒ジャケット

防風性:
防水性:
伸縮性:
耐久性:
防汚性:
作業性:

組み合わせがしやすく防寒性も優れているのが、バートルのフライト防寒ジャケットです。

伸縮性がそこそこありかさばらないため、作業性も高いオールラウンダーな上着だといえます。

生地の質的に耐久性や防汚性については多少の懸念があるため、自分の職種における作業に適した色や厚みを選びましょう。

元職人Y
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フライトジャケットと記載があるものの、形としてはMA-1に近いです。 従来のフライトジャケットよりもタイト目に作られており、シルエットが膨らみすぎないため風が入りにくく、防寒性も優れています
値段 約4,200~5,600円
カラーバリエーション カモフラージュブラック、ザック、サンド、ブラック
サイズ S~5L
相性のよい作業着 平ズボン、ニッカポッカ、パーカー・トレーナー

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【寅壱】パイロットジャンパー 2530シリーズ

防風性:
防水性:
伸縮性:
耐久性:
防汚性:
作業性:

寅壱のパイロットジャンパーは、職人らしさ溢れるオーソドックスな上着です。

いわゆる「ドカジャン」と呼ばれる昔ながらの建設業向け上着で、作業着の範疇であればどんな服にも合います。

全体的にダボッとしていて作業性は多少劣りますが、柔らかい素材で伸縮性があり中にたくさん服を着込むこともしやすい万能な一着です。

元職人Y
元職人Y
ザ・職人といった上着で、冬場にこれを着て作業をしている職人さんはとにかくカッコよく見えます。なによりも形式美を追求したいという人におすすめの上着です
値段 約9,300円
カラーバリエーション 濃コン、クロ
サイズ M~LL
相性のよい作業着 平ズボン、ニッカポッカ、パーカー・トレーナー

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防寒用空調服という手もあり!

防寒用空調服という手もあり!

元職人Y
元職人Y
上着を着込むだけではどうしてもまだ寒いという場合は、防寒用の空調服も検討しましょう!

夏場に着る空調服と同様に充電池を用いるもので、空調服内部の機構が発熱することで、血管が集束している胴体部分を持続的かつ瞬間的に暖められます

ただ防寒用空調服は暖かさこそ随一であるものの、上着+暖房であるため着脱による寒暖差がはげしく、細かい体温調整が難しいというデメリットもあります。

とくに建設業は動き回り身体が暖まることもあるので、「着てたら暑いけど脱いだら寒い」という状況が多発する可能性があるでしょう。

よって防寒用空調服についても、その日の作業内容を確認しつつ通常の上着と使い分けることがおすすめです。

▶防寒用空調服をチェック

細かい暖かさはインナーで調整するのが最良

細かい暖かさはインナーで調整するのが最良

上着について本稿を進行してきましたが、実は暖かさはインナーで調整するのが最良です。

元職人Y
元職人Y
実際に筆者も職人時代、インナーは動きやすさと防寒性、上着は防水性を重視して選び組み合わせていました。正直これが最強の寒さ対策だと思います

とくに職人は動き回る職業であるため、忙しいときは冬場でも暑くなる場合が多々あります。その際に防寒性が上着でなくインナーにあれば、上着を脱いでも寒すぎないため体温調節が容易です。

どんな上着とも組み合わせやすく、最高に暖かいインナーを3つ紹介します。

どんな上着とも相性が良い最強インナー3選

建設現場の職人におすすめしたい防寒性抜群のインナーは、以下の3種類です。

まずユニクロの極暖は、冬場の辛い環境下で真っ先に検討すべき王道の防寒インナーです。

超極暖のほうが暖かいですが、極暖のほうが多少生地が薄く着膨れしないため、職人には極暖をおすすめします。

普段の作業着の下に着るだけでシルエットを変えることなく冬仕様になるため、2~3着を購入して着回すことをおすすめします。

元職人Y
元職人Y
次に紹介するのは筆者が個人的に最強だと思うインナー、HUMMER(ハマー)のコンプレッションウェアです

裏シャギーという、裏起毛より毛足が長い仕様であるため、端的に「驚くほど暖かい」です。

なによりユニクロの極暖と異なり完全な作業着仕様であるため、これ1枚で現場を動き回っていても何も違和感がありません。

体温が変化しやすく冬場でも動けばすぐ暑くなるという人は、コンプレッションウェアと上着1枚などで活動するのが、脱着によって体温コントロールがしやすいためおすすめです。

最後に、全職人の味方BURTLE(バートル)が販売するホットフィッテッドウェアを紹介します。

ホットフィッテッドウェアは名前のとおりフィット感に特徴があり、さらりとした裏地で暖かさと着心地の良さを両立したインナーです。

そしてこのインナーを選ぶべきは、上述した2種類のインナーが肌に合わないという人です。

元職人Y
元職人Y
筆者が職人時代、一定数ですがヒートテック特有の裏起毛や裏シャギーが肌に合わず着るのが苦痛だという人がいました。そんな人におすすめしたいのがこのホットフィッテッドウェアです

通常、ヒートテックと呼ばれるインナーは起毛によって熱を作り出すことを目的としていますが、ホットフィッテッドウェアは計算された厚みの生地で熱を閉じ込め保温することを目的としています。

従来のヒートテック商品がどうしても好きになれないという人は、ホットフィッテッドウェアを検討しましょう。

【実体験】UNIQLOの超極暖は最強に暖かくておすすめ

余談ですが、ユニクロの超極暖には上述した3商品を軽く凌駕する暖かさがあります。

単純な暖かさであれば真っ先に紹介すべきなのですが、超極暖の場合は暖かすぎて本当に寒がりの人でないと逆に暑くなってしまうため、人によって最適かどうかが異なります。

また極暖の項目でも書いたとおり、超極暖は比較的厚手であるため着膨れしやすく、多少ですがシルエットも崩れてしまうでしょう。

ただその防寒性能は群を抜いており、動いていなくても身体が暖まるため職人の寒さ対策としては最強の商品だといえます。

動き回る作業がある日は極暖、あまり動かないだろうなという日は超極暖など、その日ごとの作業によって使い分けるのがおすすめです。

元職人Y
元職人Y
筆者は型枠大工という仕事に就いていたため、コンクリートの相判やセパを作るだけの日は超極暖、その他の日は極暖と使い分けていました。動かない日は超極暖を着ることで、寒さをシャットダウンして快適に過ごせます

職人向け上着の相場は1万円程度!それより安いと要注意

本稿で紹介した商品を見るとわかるとおり、職人が着る上着の相場は1万円程度であることが多いです。

街中の作業着屋などでは5千円以下のリーズナブルな上着を取り扱っていることもありますが、当たりハズレが激しいので注意しましょう。

元職人Y
元職人Y
もちろん、なかにはしっかり暖かい上着も存在していますが、伸縮性や耐久性が不十分な物も多々あります。そういった上着を選ぶとすぐボロボロになってしまうだけでなく、知らず知らずのうちに上着に合わせた動きをして、パフォーマンスを低下させてしまう危険もあるでしょう

とくに建設業は作業効率と生産性が求められる職種であるため、良い上着を選べるようにある程度の出費を見込んでおくべきです。

最適な上着を選んで最高のパフォーマンスを維持しよう

以上で職人におすすめの上着や、上着の選び方についての紹介を終わります。

本稿で紹介したような上着を着用する以外にも、冬場は靴底が薄い足袋をやめて安全靴に中敷きを入れて履くなどして、各部分の防寒性能を高めましょう。

元職人Y
元職人Y
今現在、建設現場で働く職人の皆さんが過酷な冬の作業を乗り切るために、本稿が役立つと幸いです
この記事を書いた人
元職人Y

神奈川県横浜市生まれの20代後半の男
10年ほど型枠大工として活動して親方業を経験
玉掛けやクレーン操縦など、現場職に必要不可欠な資格を多数保有
現在はWeb系の仕事へ転身し、建設業についてのリアルな情報を発信して認知度向上とイメージ改善に努める

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