導入文には要注意!?書き方や読んでもらうための秘訣を解説

導入文には要注意!?書き方や読んでもらうための秘訣を解説 職人の暇つぶし
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以前の記事でタイトルは記事(ブログ)のであると言いました。

そして記事の冒頭に位置する導入文は、言わば記事の性格を表します。

もし内容が革新的だとしても、導入文が微妙だとその先は読んでもらえません

本記事で、読んでもらうための導入文の書き方のコツを紹介します。

導入文とは?

記事を開いて最初の見出しまでの文章の事です。

例えば導入文の文章がめちゃくちゃだったら、「この人の記事は読み辛そうだな」と思われ離脱されてしまいます。

また、早く情報を知りたいのに自己紹介や小話といった、余計な前置きをダラダラと書かれても同じです。

この記事はあなたにとって有益ですよ!

それをアピールするのが導入文の役割です。

検索意図にしっかり触れる

まずは自分の記事を選んでくれた人のために、「あなたが知りたいことを書いてますよ」というアピールが必要です。

「東京 カフェ」というキーワードを例に説明します。

×

〇〇です!
最近どんどん暑くなってきて、出かけてるとすぐにどこか涼しいところに入りたくなっちゃいます。
ついこの間も東京に行った際、駅の近くにあるカフェでコーヒーを飲んで一休みしました。
私は学生時代からカフェ巡りが好きで、多い時は週5でカフェ巡りをして、貴重なバイト代を湯水の如く使っていました…笑
そしてふと、「この辺のカフェよく言ってたなぁ」と思い出して、この記事を書こうと思いました。
私〇〇が厳選した、駅近のおすすめのカフェを紹介します!

一見フランクで良さげですが、この始まりでは知人にしか読んでもらえないでしょう。

「東京 カフェ」というキーワードの場合、多くの方が知りたいのは「カフェでのエピソード」でなく「カフェの情報」です。

実際に行ったというアピールも大切ですが、上記と同じ設定で良い導入文を書くとすれば以下のようになります。

学生時代に週5でカフェ巡りをしていた〇〇です。
今回は学生時代からカフェに行き尽くした私が、東京駅付近にあるおすすめのカフェを厳選して紹介します。
暑い時期が続いているので、皆さんの出先の一休みにでも役立つと幸いです!

上記に比べて完結かつ、ユーザーの気持ちを考えて書いている感じがしませんか?

読者に「あれ?この記事思ってたのと違うかも?」思わせないようにしましょう。

信頼性・信ぴょう性をアピール

記事の信頼性をアピールすることも大切です。

例えば前章の例文で言うと、「学生時代に週5でカフェ巡りをしていた」「学生時代から行き尽くした」という部分が、信頼性を得る役割を担っています。

その部分を抜かしてみましょう。

×

〇〇です。
今回は東京駅付近にあるおすすめのカフェを厳選して紹介します。
暑い時期が続いているので、皆さんの一休みにでも役立つと幸いです!

なんだか素人っぽくなった気がしませんか?

餅は餅屋と言うように、カフェのことはカフェに詳しい人から話を聞きたいですよね。

同じように導入文やタイトルで、元〇〇現役〇〇といった身分を明かすことで、記事の内容に信ぴょう性を持たせることが出来ます。

またゲームの攻略や時事ネタなどは、タイトルに最新版と入れたり、導入文に「最終更新 〇月〇日」と入れることで、「最新情報である」という信ぴょう性を出すことができます。

検索ワードに対する前提知識を考える

導入文を書く上で、検索ユーザーの前提知識を考えることも重要です。

「ドコモ光 キャッシュバック」というキーワードを例にします。

光回線は契約する窓口(代理店など)によって、キャッシュバックを受けることが出来ます。
気になるのは、どこから申し込むのが1番お得なのか?ですね。
本記事では、ドコモ光の代理店10社を比較して、1番お得に契約できる窓口を紹介します。

完結かつ意図に沿っていて悪く無いですが、検索ワードの前提知識を考えることで、さらに良く出来ます。

前提知識とは、「そのキーワードを検索するにあたってすでに知っている知識」のことです。

「ドコモ光 キャッシュバック」のキーワードで検索するユーザーは、ドコモ光の契約でキャッシュバックが貰えることは既に知っており、その中でも1番おすすめな窓口を知りたいために検索をした可能性が高いです。

その前提知識を考慮した場合、導入文は以下のようになります。

ドコモ光の契約代理店は多く、どこで申し込むのが1番お得なのか分かりづらいですよね。
本記事では、ドコモ光の代理店10社を比較して、1番お得に契約できる窓口を紹介します。

状況や緊急性を考えよう

キーワードによっては、導入文を書かないことが正解の場合もあります。

例えば「東京 タクシー」など、読者は「早くタクシーを呼びたい」という意図の本、記事をクリックしています。

そういう場合は長々と導入文を書かずに、「東京で営業しているタクシー会社と手配番号を紹介します」の一言で十分です。

まとめ

最後に1つ持論を言います。

最近流行っている「この記事はこんな人にオススメ」という表記、筆者はあまり好きじゃありません

導入文がしっかりしていれば必要無いからです。

ティッシュを買いに行って、「このティッシュは何かを拭くのに役立つんですよ!」って言われても「買いに来た時点でそんなの分かってるわ!」って思いますよね?

特に近年はスマホユーザーが重要視されるので、縦スクロールの距離を伸ばすのは悪手です。

長くなりましたが最後に、本記事が皆さんの参考になると幸いです。

この記事を書いた人
元職人Y

神奈川県横浜市生まれの30代前半の男
5年ほど型枠大工として活動
玉掛けやクレーン操縦など、現場職に必要不可欠な資格を多数保有
現在はWeb系の仕事へ転身し、建設業についてのリアルな情報を発信して認知度向上とイメージ改善に努める

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