ブログ記事におけるメリットとデメリットの考え方と洗い出しポイントを紹介

ブログ記事におけるメリットとデメリットの考え方と洗い出しポイントを紹介 職人の暇つぶし
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商品やサービスのメリット・デメリットを洗い出すことは、紹介記事を作成するうえで重要です。

多数のメリット・デメリットを抜き出せれば、それだけで記事の内容は濃くなるでしょう。

とはいえ、目についた適当な箇所を全てメリット・デメリットとして紹介してしまうと、内容が的外れとなり記事のクオリティや純度が下がります。

本記事で記事作成に関わる、メリット・デメリットの考え方と洗い出し方を解説します。

【大前提】メリット・デメリットは比較する対象によって変わる

まず大前提として、メリット・デメリットは比較対象によって変わることを覚えておきましょう。

たとえば商品やサービスを「購入すること」のメリット・デメリットと、「選ぶこと」のメリット・デメリットは全く異なります。

【大前提】メリット・デメリットは比較する対象によって変わる

たとえば商品(サービス)を購入することのメリットは「◯◯に役立つ」、デメリットは「手間がかかる」など、1か0かの極端なものとなります。

そのためメリットとデメリット同士の幅も広がりやすいです。

一方、商品を選ぶことのメリットは「他の商品より量が多い」、デメリットは「他の商品より価格が高い」など、他の商品と比較したなかでの優れた部分や劣っている部分を抜き出します。

そのため他の製品で同一のメリット・デメリットがあると取り入れにくく、どうしても作ろうとすると「比較的◯◯である」といった曖昧な言い方をする場合も多いです。

そのためメリットとデメリットの幅も狭くなる傾向にあります。

以上がメリット・デメリットの考え方です。次章より、メリット・デメリットの抜き出し方を解説します。

洗い出しポイント1:そのまま利益・不利益を抜き出す

メリット・デメリットの洗い出しポイント

まず、そのまま商品やサービスを購入・選択した際にもたらされる利益不利益を抜き出してみましょう。

ネット回線であるNURO光で例えると、以下のようになります。

対象物 メリット デメリット
NURO光 ・スマホやPCがネットに繋がる
・ソフトバンクスマホとセット割がある
・回線速度が標準で2Gbpsある
・代理店キャンペーンが豊富にある
・戸建てタイプはセキュリティソフトが無料
・月額料金がかかる
・ルーターを置くスペースが必要
・導入に初期費用がかかる
・導入のために工事が2回必要
・提供エリアが限られている

※上記は一部です。

このようにまずは乱雑に、対象物についての特徴を書き出していきます。

洗い出しポイント2:比較対象と被るものを省く

次に、比較対象となるものと重複するものを省いていきます。

NURO光を導入すること自体のメリットであればこのままでもよいのですが、今回はソフトバンク光など他の光回線を比較対象とした場合を想定してみましょう。

対象物 メリット デメリット
NURO光 ・スマホやPCがネットに繋がる
・ソフトバンクスマホとセット割がある
・回線速度が標準で2Gbpsある
・代理店キャンペーンが豊富にある
・戸建てタイプはセキュリティソフトが永年無料
・月額料金がかかる
・ルーターを置くスペースが必要
・導入に初期費用がかかる
・導入のために工事が2回必要
・提供エリアが限られている

上記表の赤文字は全て、他の光回線でも共通している部分です。

これらを省くことで、NURO光だけのメリット・デメリットが洗い出せました。

洗い出しポイント3:比較して増やせる項目を追加する

次に料金が高い、もしくは安いなどの比較して初めてわかるメリット・デメリットを追加していきます。

価格や容量はとくに、比較してみないと優れているか劣っているかが判断できない部分なので、調査を行い平均より優れていればメリットに、劣っていればデメリットに入れましょう。

洗い出しポイント4:比較対象の割合をみて項目を復活させる

比較対象が100個あったとして、その内5つしか該当していないメリット・デメリットならば、十分紹介する価値はあります。

よって最後に、比較対象の割合をみて項目を復活させましょう。

対象物 メリット デメリット
NURO光 ・ソフトバンクスマホとセット割がある
・回線速度が標準で2Gbpsある
・戸建てタイプはセキュリティソフトが永年無料
・導入のために工事が2回必要
・提供エリアが限られている

光回線の総数に対してソフトバンクスマホとセットにできる回線は多くはないため、「ソフトバンクスマホとセット割がある」というメリットは復活します。

また、他の光回線よりも提供エリアが狭いことは確かなので、「提供エリアが限られている」も復活しました。

以上4つの手順によって、メリット・デメリットは洗い出せます。

着眼点を養って具体的なメリット・デメリットを選定しよう

着眼点を養って具体的なメリット・デメリットを選定しよう

普段から多角的な視点で物事を見られる人は、個別にあるメリット・デメリットを上手に洗い出せます。

日常生活の中で、そういった着眼点を養いましょう。

この記事を書いた人
元職人Y

神奈川県横浜市生まれの30代前半の男
5年ほど型枠大工として活動
玉掛けやクレーン操縦など、現場職に必要不可欠な資格を多数保有
現在はWeb系の仕事へ転身し、建設業についてのリアルな情報を発信して認知度向上とイメージ改善に努める

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