FacebookやInstagramで、「Ray-Banが1日限りの慈善活動!サングラス〇%off!」なんて広告リンクを見たことありませんか?
あの明らかに怪しすぎる広告に引っかかってしまう可哀想な人も、世の中には何人かいることでしょう。
その何人かの内の1人である筆者が、実際にレイバンスパムに引っかかった体験談とその時の対処法を解説します。
何故引っかかる?理由を解説
引っかかる理由としては簡単です。
レイバンスパムは、知り合いから聞いたお得な情報であるからです。
知らないアドレスからメールが来て、そこにどんなに魅力的な事が書いてあっても見向きもしないですよね。
またRay-Ban公式からだとしても、5%offくらいのちょっとしたキャンペーンなら気になりません。
知人が教えてくれた耳寄り情報だからこそ、本来なら怪しい美味しすぎる話でも乗っかってしまいます。
実際の購入の流れ
では、実際に筆者がレイバンスパムに引っかかった際の購入までの流れを紹介します。
筆者はFacebookで友人からのRay-Banが1日限りの慈善活動!サングラス全品3,990円という破格のイベントシェアで引っかかりました。
シェアされたイベントのURLを踏むと、一見レイバンっぽいサイトに飛びます。
そこで品数がとても少ないサングラスの中から欲しいものを選びました。
ちなみに筆者が買ったのはこれです。
本来のレイバンならば、細かい部分のオプションやサイズをオーダー出来ますが、このスパムサイトではそんなこと出来ません。
そして決済方法はカード払いのみです。
ここまで様々な所で文章が微妙に変なところ、品数や決済方法などが少ないことに少し違和感を感じましたが、そのまま決済を完了します。
そしてようやく、本格的にまずいと感じるきっかけとなる決済完了メールが来ました。
途中、手数料や発送料で当初の3990円の倍以上の9000円を超えたことには気づいていました。
レイバンにしてはそれでも安いのでスルーをしたのですが、このいかにも怪しげな表記のメール。
体温が下がるのを感じながら、おそるおそるGoogle先生に聞いてみました。

購入後の対策
前述で決済方法がカード払いのみと説明したことから分かると思いますが、購入手続きの際にばっちりカード番号と暗証番号、セキュリティコードを入力していました。
なによりもすぐにカード会社に連絡してカードを停止します。
ここで早急に止めないと、流出した情報を利用してどんな請求が来るか分かりません。
クレジットカードはカード会社に電話1本ですぐに停止出来ます。(再発行は大体2週間弱)
もし電話するのが遅れたら、事情を説明して事後の明細に不審な点はないか聞いてみましょう。
明らかな不正利用があった場合は、その金額分は何とかしてくれる事もあります。
・とにかくすぐにカードを停止&再発行
・期間が経っている場合は事情を説明して怪しい利用履歴を確認
実際にきた偽物Ray-Banの特徴(画像付き)
では、本章では実際にきた商品の画像を貼っていきます。
上の画像は前述の章で貼りましたね。
コレだけ見ると、「お、結構いけるやん」なんて思います。
続いて上からの写真です。
なんとなーく、バランスが悪いような歪んでいるような気がします。
では、偽物だと一目でわかる画像を貼ります。
耳にかける部分(モダン)の樹脂の部分が、明らかに左右不対象です。
さらに画像では目立ちませんが、金具など要所要所の作りが粗いです。
素人が真似して作ったレベルの粗悪品だと言えます。
ケースも付いてきましたが、糸のほつれや汚れが目立ちます。
中も細かいゴミが付いていたり、中心にある幅止めが動いたり(しかも材質は紙)と、「ここまで手を抜くか?」というレベルでひどいです。
実際にかけてみた感想
画像も無しに感想のみ言います。
パッと見てすぐ変だと分かるほど、デザインも各所サイズ感もすべてがとにかく微妙です。
本物に比べて重厚感という点でも薄っぺらく感じるので、やはり完全なる粗悪品だと言えます。
まとめ
・予定金額の2倍の出費
・カードが2週間弱利用できなくなる
・カード再発行の手間
・手元に残る完全な粗悪品
以上がレイバンスパムによる被害です。
皆さんも美味しすぎる話には注意してください。
以上で本記事を終わります。